狭いパイプ内面を電解研磨可能か?
可能な場合が多いのでお問い合わせ下さい。
浸漬による成り行きの電解研磨ではパイプ内面は電流が流れません。電流を流すためにはマイナス電極を挿入する必要がありますが、もし電極と品物が接触するとショートして品物が損傷してしまいます。通常、狭いとショートの可能性は非常に高く、出来ないと断られることが多いです。
細かい物を電解研磨できるか?
電解研磨は小さいものが苦手です。箸で考えてみてください。箸では小さいものは掴みにくいですよね。それと同じで、電解研磨するときにはプラスの電極棒のようなもので、品物を掴んで電解研磨しますので、小さいほど難しくなります。しかし、当社独自技術により、微細な部品でも処理が可能になりました。また、微細部品の電解研磨の他に、化学研磨でも処理が可能です。
事例1.SUS304製 M3ナット
未処理
電解研磨品
事例2.SUS304製 M2ねじ
未処理
化学研磨品
中野科学の微細部品の電解研磨および化学研磨では、寸法変化量の厳密なコントロールが可能です。