Mg陽極酸化皮膜処理の特長

マグネシウムの欠点である耐食性能を大幅に向上!

マグネシウム合金は、比重が軽く、寸法変化が少ない特長があります。また切削しやすく、窪みができにくい性質で、海水を原料として取れるので、資源は無尽蔵にあります。

現在マグネシウム合金は非常に注目されている素材で、その軽さを活かしアタッシュケースや携帯電話に使用されたり、デジカメ筐体・自動車部品に使われたりなど実用化が進んでおります。
しかし、その利点の反面で「腐食しやすい」といった欠点も持っており、その対策が課題となっておりました。>>マグネシウム合金の特徴

しかしマグネシウムに陽極酸化処理を施すことにより、かなりの耐食性向上が期待できます。皮膜は透明でマグネシウムの質感を全く損ないません。

陽極酸化皮膜の強度は?

塩水噴霧試験(JIS Z2371 7.2.1中性塩水噴霧試験に準ずる)
試験機:ISO型塩水噴霧試験機
暴露:暴露8時間+休止16時間を1サイクルとして、4サイクルではサビは見られなかった。